オープンまで1カ月をきりました。

米Lab 百福 上本町店

昨日に物件の本契約も無事済み、いよいよオープンまで1カ月をきりました。

色々と物件を探してましたが、本当に縁があっての事だと感じます。そして物件取得までは本当に自身の無知と無力さを感じることが多い中、この物件の出会いとご尽力いただいた賃貸住宅上本町店の浅野さんには大感謝です。

今日から私の創業の想いを少しつづろうと思います。
学生時代にした居酒屋のアルバイトで、お客様の喜びとふれあい、お店のスタッフで美味しい料理をお客様の元へ提供し味わっていただくことの面白さに魅了され、仲間と将来独立する夢を誓って飲食業の道に進んで来ました。
関西では寿司、和食、炉端で有名ながんこフードサービス株式会社に勤めることに決め大阪に出てきました。
現場での業務を徹底的に学び、店長になり店の運営の難しさを学び、決して簡単なものではない事の連続だった気がします。
それでも「お客様にとっていいと思う事」を念頭に実践してき、それなりに結果も残ったし、評価も頂いたと思います。ただそれは今から考えると気持ち的な部分が多く、戦略めいた事はまだまだ理解が出来てなかったし、やれと言われたことを精一杯することに必死だっただけでした。
笑顔だとか元気だとか飲食店では当たり前のように必要な事、想いについては誰にも負けない自身がありました。
スマートではなかったけど、スタッフみんなでがむしゃらになってやってきたなと。
それが自分のスタンスになったように思います。

大きな組織を任されるようになり、一番苦労したのはやはり『チーム作り』でした。
元々先頭に立って「えい、やー」でやることが得意だっただけに組織的実行を指揮することには本当に苦労をしました。飲食業は本当に色々な人が働いてます。特に入れ替わりの多い業種だから、本当に様々。そして大勢のスタッフで営業をし、お客様を迎える。お客様に来てもらって、楽しく食事をして頂き満足して帰ってもらえるように準備する。この小さな満足の積み重ねが感動に繋がり、次回も来たいと思っていただくことになります。そのお客様の期待以上が続くと信用を頂ける。その為の準備を、調理は仕込みから、接客はホールの座ごしらえや準備をコツコツする。全てはお客様が楽しんで頂けるよう迎え入れられるように。しかしながらこのようにうまく準備が運んで迎え入れることが出来る日なんて本当にわずかな日しかない。いつも過多か不足の毎日。そのバランスを整えていくのがマネジャーとしての最大の責務だと自負し日々の営業に努めてきました。


なんでも両輪の考えというものが大事だと思う。今か未来かではなく、今と未来を考える。このバランスをどうとるかという事が運営上とても重要ととらえながらやってきました。今あるべきと未来のあるべき。この試行錯誤で店内の運営には自身が持てるくらい(自画自賛です、、)にはなったと思います。しかしながら店のトップとしてやらなければならない仕事として「今あるべき」仕事の量が占める割合が多くなってきた。このバランスが整っているなんて、どこの企業に勤めていようがあるはずがないことはわかっているようでなかなか自身の整理がつきにくくなって。自分の運営の仕方には自信を持ってきたこともあり、そのGAPはなかなか埋め用のない隙間になっていったことは事実でした。今になって思えばであるが、それは自身のとらえ方が本当に甘かったというか志が低く自身の目的と目標を見失っていたように思います。後悔ではないですが、もっと広く大きな視点で本当の問題であり、課題に取り組めてたらと思う事はあります。その解決にどう尽力するのかが働くあるべき姿であったのではないかと思う事がありますがしかしながら、数年前より再燃してきた独立の夢の事が天秤にかけ始められていました。

続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました